
創価学会=公明党への命を賭した「建白書」
私の手帖はまさに爆弾だった。/もはや完全に過去の出来事になったとはいえ、学会、公明党の暗部に触れる内容も少なくない。振り返れば、私が現役時代、実に多くの事件が起きた。それ自体、学会という宗教団体の異常体質を示すものではないかと思う。(本書p.91)
この矢野絢也・元公明党委員長の創価学会・公明党の暗部を書き記した100冊近い「黒革の手帖(衆議院手帖)」と関係資料は、2005年、3人の同党国会議員OBによって“持ち去られた”(段ボール2箱分)。それらの経緯及び「黒い手帖」に綴られたおぞましい実相等については、本書を是非精読していただきたいと思う。その一方、矢野氏は「今ほど、創価学会と公明党が世の中のために必要とされている時代はない」(p.301)と期待感も滲ませている。
だが、日本国民は09年8月30日…公明党(=学会)に対して、歴史的審判を下した。その後、同党は「一体不二」に等しい自民党を切り捨て、「仏敵」とした民主党に擦り寄りを見せているが、この際、潔く解散(解党)して政治の世界から身を引くべきであろう。また、創価学会は今後、「宗教法人」資格を返上し、日蓮正宗の総本山・大石寺を支える一在家信徒団体(法華講)として“原点回帰”し、慎ましく静和に生きていくべきと考えるが、いかがであろうか。
最後に、「権力というのは自ら腐敗する」(p.242)と議員達を叱正、指導する(!)「庶民の王者」(?)に対して、「釈迦に説法」か「馬の耳に念仏」かは定かでないけれど、当書を踏まえ、ブルクハルトの...